大津保護区otsu

大津保護区(大津市)otsu

1.地区紹介

当保護区は県庁所在地の「大津市」を対象としており、保護司は100名で県内最大規模となっています。明治31年、全国48番目の「市」として誕生、県の南西部から琵琶湖南湖の西南岸に沿って位置し、歴史は古く667年、天智天皇が飛鳥宮から近江大津京に遷都された地でもあります。戦国時代には度々歴史の舞台に登場してきました。NHK 大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公・明智光秀ゆかりの「坂本城址」や菩提寺の「西教寺」、織田信長が焼き討ちした「比叡山延暦寺」(世界歴史遺産)が存在します。

市制が施行されて以後、幾度かの合併を経て現在ある465k㎡の市域を形成し、平成21年には「中核市」の指定を受け、人口も34万人を擁します。合併の経緯や南北に細長い地形及び歴史・文化等の多様性から、東部会、中部会、西部会、滋賀部会の4つの地域会を設けています。
地域会がそれぞれ独立した活動を行いつつ連携を密にして、一体的な保護区の事業を展開しています。

2.事業概要

保護区では、円滑な活動を推進するため、総務・調査研修・地域活動・協力組織の4部会を設けています。
(1)総務部会は、事業運営その他全体の企画立案及び調整、サポートセンターに関する事を担当しています。
(2)調査研修部会は、定例研修会と自主研修会の企画、開催を担当しています。
(3)地域活動部会は、広報誌の発行や社明運動を担当し、作文コンテストは小・中学生対象に作文を募集し、応募作品の中から優秀な作文を県推進委員会に推薦しています。
(4)協力組織部会は、更生保護女性会・BBS会等との連携活動や協力雇用主会に関する事を担当しています。
〈社会を明るくする運動〉期間中には、「更生保護関係者のつどい」を保護司会が主催し、市役所・更女会、協力雇用主会共催で実施しています。関係団体と本運動の趣旨を共有し連携を深めています。
〈地域会〉では、それぞれに学校連絡会を開催し、学校、地域での現状及び課題に向き合い共に学び合う時間を大切にしています。その他、県内外の矯正施設等の視察研修会・更生保護女性会との研修会の実施、社明運動の期間中には、中学生の参加を得て、JR駅前・量販店前等で街頭啓発を行っています。
〈サポートセンター〉は、JR大津駅前で、観察所にも近い場所にあり、月曜日から金曜日の9時から15時30分まで保護司が常駐しています。保護司会をはじめとする更生保護関係団体が、犯罪や非行及び再犯防止への理解が深まるよう、積極的に活動していきます。

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