更生保護法人滋賀県更生保護事業協会hogokyoukai

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滋賀県更生保護事業協会HOGOKYOUKAI

理事長:高橋 祥二郎

このたび、令和7年4月1日をもちまして、更生保護法人滋賀県更生保護事業協会理事長に就任いたしました。更生保護事業につきましては、経験も少なく、もとより微力ではございますが、今後、更生保護事業の発展に努力する所存でございますので、何卒ご指導ご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

当協会は、昭和25年に滋賀県市町村会を中心に設立された滋賀県保護観察協会を前身としております。その後、広く民間篤志家の協力を得て資金造成が行われ、昭和34年に現在の「滋賀県更生保護事業協会」へ名称を変更及び改組が果されました。昭和56年の社団法人、昭和60年の財団法人を経て、更生保護事業法等の施行に伴い、平成8年3月に更生保護法人として法務大臣から認可を受け、現在、通所・訪問型保護事業、地域連携・助成事業及びその他の事業を行っております。

通所・訪問型保護事業では、改善更生のために保護を必要としている人に対し、金品を給与し、その自立更生を援助するほか、刑務所出所者等に対する身元保証支援事業に係る就労支援事業を行っています。 また、地域連携・助成事業では、滋賀県内の更生保護団体に対する資金助成や更生保護に関する啓発のほか、関係機関との連絡・調整を行っています。具体的には、県保護司会連合会、更生保護施設「光風寮」の運営を行う滋賀好善会、県更生保護女性連盟、県BBS連盟などへの助成や「社会を明るくする運動」における啓発物品の提供及び費用助成などです。

このほか、当協会では、「地域で支える再犯防止推進事業」を滋賀県から受託し、犯罪や非行をした者等の円滑な社会復帰を促進するための更生保護関係者の取組が進むよう、地域における連携体制の構築を図っています。また、令和5年度から7年度までの間、休眠預金を活用した「地域のKANAMEネットワーカーの育成と重層的支援体制構築による息の長い支援事業」を行い、県内各地域の関係機関のネットワーク構築に向けて取り組んでいます。

このような各事業を進めるに当たり、県保護司会連合会、県更生保護女性連盟、県就労支援事業者機構と合同で、平成31年3月に「滋賀県更生保護ネットワークセンター」をJR大津駅前にある逢坂ビル3階に開設し、その中核組織としての役割を担い、地域に密着した活動を展開しています。

こうした様々な事業を実施するため、当協会では、市町からの助成金や篤志家の方からの寄附のほか、県下保護司の皆様に賛助会員として活動を支えていただいております。しかしながら、地域社会における当協会の認知度が高くないことは否めず、事業を継続していくためには、皆様方からのご支援が必要であることは申すまでもありません。今後、協会としましても、その活動やご支援に対する発信に力を入れてまいりたいと思います。皆様方の一層のお力添えをよろしくお願い申し上げます。

新着情報NEWS

機関紙「更生保護びわこ132号」

 

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